今場所千秋楽、照ノ富士が貴景勝との12勝同士の優勝決定戦を制し、見事優勝を果たしました。
12勝優勝した照ノ富士は言うに及ばず来場所が綱取り場所となりますが、これが関脇での先場所に続く二場所連続優勝ですので来場所の昇進基準にも影響が出てくるかと思います。
さっそくですが、師匠でもある伊勢ケ浜審判部長は「1年で3回優勝しているし、2場所連続で優勝している訳ですから。準ずる成績を出せば、そういう話になります」と明言。
つまり、すでに審判部長は「準ずる成績でも良い」と言ってしまってるわけであります。
とは言ってもこういった基準は何故か二転三転するのが相撲協会の常、話半分に聞いておくとしまして
では準ずる成績と言ってもどういう成績ならそれが準ずる成績となって昇進するのか?

私なりの考えは13勝次点、ここだと思われます。
今場所が12勝での優勝という事を考えるとやはり来場所も12勝だと同点でも次点でも二場所での星数が24勝と、これまでの昇進ボーダーライン(25勝)を下回りますのであり得ないかと思います。
ただし、12勝でもこれが優勝の場合は12勝優勝―12勝優勝―12勝優勝と三場所連続優勝という成績になりますので、例え二場所合計24勝でも横綱昇進となるのではないでしょうか。

さらに数字上で考えていくとしまして、成績的にどうかなと思うところは13勝三位11勝優勝
いくら13勝と良い結果を出しても三位というのはそれすなわち「準じていない」と判断されて見送られるのではないでしょうか。
そして11勝優勝。これは11勝と最低レベルの優勝であり、星数としても二場所合計23勝と本来は昇進にお呼びではない成績ですが、優勝は優勝。
さらに言えば三場所連続優勝なのでもし仮にこういった成績となった場合は相当揉める事かと思います。

私としましてはこうなった場合、横綱に昇進しても良いのではと考えます。
本来、相撲協会の内規では星数には言及されておらず、「大関で2場所連続優勝した力士を推薦することを原則とする」となっております。
しかし「品格、力量が抜群であること」ともあるように力量を「星数」と変換して考えて見送られるという事もあるでしょう。
ですがこの場合は三場所連続優勝、三連覇を果たした大関に力量が無いワケがありません。
よって私の考える照ノ富士の横綱昇進ボーダーラインは優勝は11勝準ずる成績では13勝次点です。



そして今回、貴景勝の話もしなければなりません。
優勝決定戦で敗れた貴景勝ですが、成績で言えば12勝同点。これは「優勝に準ずる成績」と捉える事も可能な成績であります。
かつて私のブログで「12勝同点を考える」で出てたようにやっとこの成績での綱取りか否かの判断が下される日が来ました。

今の所、相撲協会や横審からの表だっての言及は見られずにこれから7月場所に向けてどうなっていくかという事でしょうが
やはり私の考えでは「全勝優勝レベルなら横綱もあり得る」という実質綱取り場所に成り得るのではないかと思いますが、こればかりは「横綱昇進の機運」(いわゆるムード次第)というあやふやなモノ頼りになりますので貴景勝の頑張り次第でしょう。
ムードを盛り上げて14勝優勝を果たし横綱昇進した稀勢の里の例もありますので貴景勝の頑張りに期待したいと思います。



このように今日の千秋楽後にいろいろと考察して仮定の話ばかりをしてしまいましたが、今後照ノ富士、そして貴景勝の綱取りがどうなっていくのか。
来場所まで楽しみに注視していきたいと思います。